• 藤原 慶樹

【藤原さん、ターミネーターみたいでした②】~しごとの失敗談~


コーチとして仕事を初めてしばらく立ち、

昔厳しい研修をし過ぎて退職してしまった部下から、突然の電話がありました。

過去の自分の至らなさを責められるのかなと、防衛的になっていた自分に対して、Sさんはぽつりぽつりと話を始めたのです。

『まあ、確かに、厳しかったです。ターミネーターみたいでした。(笑)』

ターミネーター笑

でしょうね...。

当時実地研修でもなかなかうまく対応が出来ず、なかなか独り立ちできないSさんでしたが、秋田という地方において英語と日本語が両方できる人材はなかなかおらず、、、。

何とかして育ってほしいという想いから、

藤原が時間を取って毎日、対応のロープレをしていたのでした。

『ロープレは、とにかくリアルにしなければ意味なし!』

の信念のもと、間違った案内をしたり、

うまく説明ができない箇所があると、

『はい、ストップ、ダメ、もう一回』

『うん、それホント?合ってる?違うね。もう一回』

『何言ってるか分からない。もう一回』

と、躊躇なくひたすら繰り返させる

スタイル、、、。

そんな時代もあったな~と苦い思い出を噛みしめてると

(お前じゃない!相手相手!)

『でも、、、』

Sさんが言葉を継ぎました。

『でも藤原さん、一生懸命でした。仕事に、というよりは僕に。 ある日、呼び出されて面談した時に、藤原さんは言ってました。

 「俺は管理者だから、Sさんを育てるのが仕事です。でもSさんも頑張ってくれないとデビューしてもらえない。

でも、思うように出来てないのも知ってます。

8つも年下の部下にいつも叱られて、自分を責めているのも知ってる。

でもこれは、Sさんだけの闘いじゃない!僕の闘いでもあるんです。

(このころはもうちょっと漢気溢れていた笑)

だからもし上手くいかない時は、50%はSさんの責任、残りの50%は僕の責任です。

だから、俺たちはチームです。

また明日、きついけど、(( 一緒に ))やりましょう。」  

それが嬉しかったです。実業務から外れて、

自分よりずっと年下のチームメイトからも白い目で見られてる気がしたし、皆が忙しそうにしている横でずーっとモニタリングしたり、研修したり。

自分の居場所がないって感じてました。

でも、藤原さんは、一緒にやろう、俺たちはチームだって言ってくれました。今でも感謝しています』

彼はつづけました。

『そして、いつも、

 「お客さんがどんな状況をに置かれているかよく考えて対応しろ!」

 「お客さんの気持ちになって考えろ!」

って口を酸っぱくして言っていました。

結局自分の方が諦めて退職してしまいましたが、今別の仕事をしていてもあそこで学んだことが凄く役に立っているんです』

(ハハハ、、、そんなこと言ってたっけ、というか、

 俺、今それちゃんと出来てんのかな、、、) 

なんだか歯の浮くような過分なお言葉を頂き、ぼーっと話を聴いているうちに、

『応援してますので、東京でも、頑張ってください!』

と言葉をもらって、電話が終わりました。

僕は今まで、Sさんは厳しすぎる研修についていけず、見込みは無いかも知れないと思っていました。

でも、ちゃんと想いは伝わっていた。

コアなメッセージはちゃんと分かってくれていた。

そして、ちゃんと伝わっていたのに、去って行ってしまった。

彼は退職する時、

『どうしても、自分がやれる気がしない。出来そうな気がしない。このまま迷惑をかけ続けたくないので、やめます』

と言っていました。

あーあ。

コーチ藤原、今ならどうするよ。

目的論だろ、目的論!

勇気づけだろ、勇気づけ!

信頼関係もそこそこあったし、

マインドも悪くなかった。

ただ、

『人を前向きにさせる方法を知らなかった』 

ただ、それだけだったのだなあと思いました。

物事うまくいかず、物事の仕組みや因果、原理原則を分かっていないと

何が辛いかというと。

何が悪いのか分からず、際限なく

『自分の中の犯人捜しをしてしまう』

ことだと思うんです。

『俺の考え方に問題があるのかも知れない』

『俺のスキルに問題があるのかも知れない』

『俺の人格に問題があるのかも知れない』

『会社の環境やサポート体制の問題かも知れない』

『・・・いや、問題は向こうにあるのかも知れない』

『あいつの考え方に問題があるのかも知れない』

『あいつのスキルに問題が、、、』

『いや、こうして問題探しをしているのが問題かも知れない。』

『いやいや、むしろ問題に対する危機感が足りないのが問題かも知れない』

犯人捜しは終わることがありません。

ここは、本当にコーチングやアドラー心理学の出番だなあと心から思います。

現場でいつも頭を抱え、悩み、したくもないのに良かれと思って部下に厳しく接しているビジネスリーダーの皆さん。

もし良かったら藤原と話してみませんか?

何か突破口を((一緒に))考えていきましょう!

※それ以降、藤原の中のターミネーターはちょっと檻の中に入ってもらうことにしました。

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